財産を使う幸福
森の中に鳩が500羽住んでいました。
ご飯を食べる時、田んぼの中にある小麦を食べに行きます。食べ終わったら何も持たずにそれぞれ別々に帰ってゆきます。
しかし500羽の中のリーダーだけ食べ終わった後に、小麦を3束持ち帰ります。
ある日、農業の人がリーダーを捕まえて聞きました。
「何故小麦を3束持ち帰るのかい?家に持って帰ってこっそり食べてるのか?
それとも小屋にしまっているのかい?」
リーダーが答えました。
① 貸し借りをしている
② ない人に借りている
③ 貯めて集めている
農業の人が[ 良く分からないので詳しく説明して ]と言った。
①は衰えた親や、お世話になった人達にあげている。
②子ども達にあげている。
③お布施や、お年寄り、病人、不自由な人達にあげている。
農業の人は理解し尊敬したしかし最初悪い鳥だと思っていたが、
説明を聞いて思いやりや優しさ、知恵があると知った。
結んでいた縄をほどき、リーダーを自由にさせた。
そして田んぼの一部をリーダーに全部あげました。
リーダーが言いました。
「有難うございます。色んな人に優しくし、心を広く、
物事を譲り合って健康でいて下さい。」
お金や物を大事に使いましょう。
自分や家族、社会…正しい仕事でお金を稼いで下さい。
財産を正しく使うことによって幸せになります。
そして、よく使う人は求めることだけではなく、
使うことまで考えなければなりません。
正しい方法で財産を使うと功徳に繋がります。
翻訳:石田美香
イラスト:タンワー
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